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認知行動療法 [本]

最近、認知行動療法の本を読んで、目から鱗~な経験をしました。



「いやな気分よ さようなら」byデビットDバーンズ

よく心理学の勉強で出てくる認知行動療法って、いったい詳しくはどんなことするんだろ?と
ずっと思ってたんですよね。

こちらの本は発売以来、英語版で300万部以上売れ、
「うつ病」のバイブルであり、認知療法の世界ではベストセラーの本です。
口コミも絶賛が多く興味津々でしたが、まったく期待を裏切りませんでした。

さすがベストセラー!!と言わせていただきたい。

別にこれ鬱の人じゃなくても、全然役に立つし受け取れる内容だと思います。
チェック表で自分でも認知の歪みがこんなにあるんだなーと、まあビックリしました。

日常生活での、気分わるー!と思った出来事。ハイ、それって本当ですか?認知が歪んでますよ!
みたいな例がたくさん載っており、それがまた、非常に納得できるのです。

これまでも過去に「これって鬱じゃないか?」てくらい落ち込んだりしてきた経験ありますが、
今思い返すと、完全に認知が歪んでいたんだとハッキリわかりました。
あの頃の私にこの本を渡してやりたいくらいです。

「感情それ自体は、あなたの考え方を映す鏡のようなものにすぎません」著書より

つまり気分の悪さは悲観的な思考により引き起こされています。
思考つまり考え方を変えれば、気分が良くなります。

悲観的思考に対して、徹底的に合理的・擁護的な思考な反論を繰り広げて
考え方を変えていけば良いのです。
そうすることで気分が良くなり、自尊感情も育っていくのです。

悲観的な思考は自動的に起こってくるので、いつの間にか人は気分が悪くなったり
落ち込んだりするところに、自動思考のやっかいさを感じますが、
気づくことでコントロールすることができて、かつ変えていくこともできるのですね。

仕事で失敗したりして、最近ちょっと落ち込んだりしてたんですが、
人は完全でもないし、全能でもないのだから、落ち込む必要ぜんぜん無かったんだと
極端な悲観的な見方をして苦しんでいたのだとわかりました。

自動思考が健全でないときは、「いやな気分」がするのでわかりやすいと言えば分かりやすい。
日々気分のチェックをしていこうと思います。

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